ApoE4キャリア アルツハイマー母の介護奮闘記+要支援父もいるよん 

アルツハイマー母と失禁父の介護に奮闘しているアラフィフ娘の日記です。ココナッツオイルやらMCTオイルやらリコード法やら取り組んでます。

【リコード法 : ReCODE Protocol】ココナッツオイルの主成分、ウラリン酸は脳内でのケトンを生成を活性する?

以前 こちらので記事で、ココナッツオイルの主成分のウラリン酸が脳でのケトン体生成に使われている という実験のことについてちらっと触れました。 

今回は、もうちょっとその実験の内容を読み込んでわからないことは調べてみましたので紹介します。(分かりにくいとおもいますが、これが精一杯なのでゆるしく下さい)

 

実験の内容を紹介する前に、ケトン体の事、脳でのエネルギー代謝の流れをを復習しますね。

ケトン体の脳での作用について

  • ケトン体は、アセト酢酸とβヒドロキシ酪酸で構成されています。
  • 身体の中で、糖(グルコース)が無くなってしまうと、代替えエネルギーを生成するため、肝臓でケトン体が生成されます。
  • ケトン体は、脳神経細胞にとりこまれて、ミトコンドリア代謝して脳エネルギーになります。
  • ケトン体の作用は、脳(心臓など他の臓器でも利用されます。)のエネルギーになるだけでなく、細胞のシグナル伝達や抗炎症作用や抗 酸化作用などにも貢献するようです。
  • アルツハイマー 真実と終焉” の書籍では、ケトン体について、「認知機能に最適だ。とりわけβヒドロキシ酪酸は、 ニューロンシナプスを支える、重要な分子であるBDNF(脳由来神経栄養因子)を増やす」と説明しています。

    「認知機能に最適だ」という表現は、あまりにも表現不足ではないでしょうか ブレデゼン博士!!!!
    どういう事か私にはわかりません。とりあえず、グルコースをエネルギーとして代謝しにくくなっている脳では ケトンを脳のエネルギ ーとして利用するほうが効率よく処理がすすむ ってことでしょうか?

    βヒドロキシ酪酸は、「BDNF 脳由来神経栄養因子」を増やす というのは どういう事かわかりました。
    βヒドロキシ酪酸は、BDNF遺伝子を変化させてBDNFの産生を抑えてしまう「ヒストン脱アセチル化酵素複合体(HDACs)」とよばれるたん ぱく質が脳で生成されるのを防ぐそうです 

脳でのエネルギー代謝

f:id:penpenyama:20180606181046p:plain

脳血管と脳の神経細胞の間にアストロサイトという細胞が存在します。
それは、血液脳関門の役割をはたしています。 
血液脳関門とは、血液から必要な物だけ、脳の神経細胞に送り込みせ、不要な物は、シャットアウトする働きがあります。
アストロサイトは、グルコ ースを取り込みます。一部変換して、神経細胞に送ります。ケトン体(βヒドロキシ酪酸)もとりこみ、神経細胞に送ります。 そして、アストロサイトは、脂肪酸もとりこみます。そして 脂肪酸から自分自身で、ケトン体を生成します。おそらく、自分で生成したケト ン体(βヒドロキシ酪酸)も神経細胞に送ると推測されます。

参照元

blog.goo.ne.jp

 

実験について

 

日清オイリオと東大の研究室が協力して、脳のケトン生成にココナッツオイルの主成分であるウラリン酸が利用されているという研究をされました。

 

この研究を行った東大の研究室のfbのサイトです。

中鎖脂肪酸に関する新しい論文がでました。... - 東京大学 大学院総合文化研究科 生命環境科学系 寺田研究室 | Facebook


論文の頭の英文とgoogle 翻訳の結果です。


Coconut oil has recently attracted considerable attention as a potential Alzheimer's disease therapy because it contains large amounts of medium-chain fatty acids (MCFAs) and its consumption is thought to stimulate hepatic ketogenesis,
supplying an alternative energy source for brains with impaired glucose metabolism. In this study, we first reevaluated the responses of plasma ketone bodies to oral administration of coconut oil to rats. We found that the coconut oil-induced
increase in plasma ketone body concentration was negligible and did not significantly differ from that observed after high-oleic sunflower oil administration. In contrast, the administration of coconut oil substantially increased the plasma free fatty acid concentration and lauric acid content, which is the major MCFA in coconut oil. Next, to elucidate whether lauric acid can activate ketogenesis in astrocytes with the capacity to generate ketone bodies from fatty acids, we treated the KT-5 astrocyte cell line with 50 and 100 μM lauric acid for 4 h. The lauric acid treatments increased the total ketone
body concentration in the cell culture supernatant to a greater extent than oleic acid, suggesting that lauric acid can directly and potently activate ketogenesis in KT-5 astrocytes. These results suggest that coconut oil intake may improve brain health by directly activating ketogenesis in astrocytes and thereby by providing fuel to neighboring neurons.

 

ココナッツオイルは、大量の中鎖脂肪酸(MCFAs)を含有し、その消費が肝臓ケトン生成を刺激し、グルコース代謝障害を有する脳の代替 エネルギー源を供給すると考えられるため、アルツハイマー病治療薬として注目されている。本研究では、ラットへのココナッツオイル の経口投与に対する血漿ケトン体の反応を最初に再評価した。本発明者らは、ココナツ油によって誘発された血漿ケトン体濃度の増加は無視でき、高オレインヒマワリ油投与後に観察されたものと有意には相違しないことを見出した。対照的に、ヤシ油の投与は、ヤシ油中 の主要なMCFAである血漿遊離脂肪酸濃度およびラウリン酸含有量を実質的に増加させた。次に、ラウリン酸が、脂肪酸からケトン体を生成する能力を有する星状細胞のケトン生成を活性化できるかどうかを明らかにするために、KT-5星状細胞株を50μMおよび100μMのラウリ ン酸で4時間処理した。ラウリン酸処理は、細胞培養上清中の総ケトン体濃度をオレイン酸よりも大きく増加させ、ラウリン酸がKT-5星状細胞におけるケトン生成を直接的かつ強力に活性化できることを示唆している。これらの結果は、ヤシ油摂取が、星状細胞におけるケトン生成を直接的に活性化し、それによって隣接するニューロンに燃料を供給することによって、脳の健康状態を改善し得ることを示唆し ている。

 

グーグル翻訳では不十分なので、要点をまとめてみました。

赤文字で表示された文章は、私のつぶやきです。

 

  • 血中のケトン濃度の上昇のねずみを使った実験では、ココナッツオイルを摂取した場合と高オレイン酸のひまわり種を摂取した場合では、 さほどケトンの値がかわらなかった。
  • 一方、ココナッツオイルの摂取は、血中の遊離脂肪酸とウラリン酸の量(多分血中の)を増やした。
  • つまり、ココナッツオイルとオレイン酸では、血中のケトン値は、さほどかわらなかったが、ココナッツオイルの摂取は、遊離脂肪酸とウラリン酸を増やすとう事がわかった。

    んー 確かに ココナッツオイルに44パーセント含まれているウラリン酸は、中鎖でなく、長鎖脂肪酸と分類する人もいるので肝臓で 脂肪代謝されないのかもしれないですね。MCTの成分である、ウカプリル酸とカプリン酸は正真正銘の中鎖脂肪酸ですがココナッツオイル には、あわせて15%ほどしかふくまれていません。

    旦那さまの認知症をココナッツオイルとMCTオイルの摂取で劇的に改善させた メアリー・T・ニューポートさんと専門家が、ココナッツ オイルとMCTオイル摂取時のケトン値を測定されてました。 今その本が手元にないので、はっきりした数字は分からないのですが、MC Tオイルは、摂取してから数時間ケトン値が高くなり、ココナッツオイルは MCTオイルほどでは高い値にはならないが持続時間が長いという結果になったそうです。 オレイン酸でも低く長く血中ケトン体を増やせるのかしら?

  • 培養細胞(生体から取り出して育てた細胞)の実験で、アストロサイト細胞を、ウラリン酸で4時間処理(どんな処理かはわかりませ ん 。)したら、ケトン体が高オレイン酸の処理よりはるかに上がった。

    カプリル酸やカプリン酸では、この実験行わなかったのかな? カプリル酸やカプリン酸は、肝臓でケトン代謝されちゃうので、脳ま で回らないから実験の必要がなかったのかな?

  • 培養細胞の実験結果から、ウラリン酸がアストロサイトでのケトン生成に大きく作用しるだろうと想定している。

    想定かよ!

  • また、神経細胞へのエネルギーを共有して脳の健康を改善するだろうと想定している。

    想定かよ!

 

 

私の希望


肝臓で生成されたケトン体も脳で生成されたケトン体も同じ働きをするとすると、ウラリン酸を摂って脳でケトン体を生成すれば、無理な低糖質の食事をする必要がなくなるのではとおもいます。血糖値が高い方や、リーキーガットの可能性がある方は、糖質控えめにした食事 にこしたことはないのでしょうが。。


でも、実験で確認できているのは、培養細胞での話です。 血中のケトン体のように、脳のケトン体を簡単に測定できればいいのですが

 

それができないかぎり、あくまでも想定の域を超えない。んー これだけ 時間をかけて調べたけど、みなさんに、ウラリン酸をとれば 脳でケトン体生成されるますよーと言えません。 今後の研究に期待します。